2014年11月20日木曜日

食料品が安くなるかもしれない? 軽減税率とは?

軽減税率の同時導入目指す=消費税10%で-自公税調幹部
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201411/2014111900526&g=eco
時事通信社

                        食べ物が安くなる!?

 

軽減税率とは?

簡単に説明すると食料品等にかかる税金を減らす仕組み。

なぜそんなことをするのか?


理由は消費税が上がるから。実は消費税は貧乏人ほど負担が重くなる仕組みなのです(説明すると長くなるのでこの仕組みは省略)。そんな消費税を今度また上げようという動きがあります。しかし、これ以上あげると貧乏人の生活が回らなくなってしまう恐れがあるので、生活に欠かせない食品を安くしようとしました。

安くなるのは食料品だけじゃない!



生活に欠かせないので、書籍、新聞、医薬品、公共料金、住宅、医療品なども安くなる可能性が高いです。でも、公共料金、住宅、医療品は分かるけど、書籍、新聞まで安くなるのはなぜか?
それは、書籍、新聞には、民主主義を維持するのに重要な情報がたくさん載っていて、貧乏人だから買わなくてもいいとは言えないからです。


問題点



①何を安くするかでもめる
実は、食料品全てが安くなるわけではありません。それは、この制度の目的が貧乏人を救うためにあるので、高級ワインや外食、キャビア、ふぐ、といった高級品をはずします。そこで問題になるのが、どこからが高級品なのかの基準作りです。ビールは高級品で発泡酒は違う?コシヒカリは高級品でそれ以外は違う?といった具合です。この基準によって売り上げが大きく変わるので様々な業種で大揉めになるでしょう。

②税収が減る。
税収を増やすために消費税を上げるのに安くしたら意味ないじゃないか!という意見がありこの制度に反対する人たちがいます。




まぁ、いろいろ問題が有るけど安くなるなら導入してほしいですよね!




追加
今回、公明党の要求に対してはじめはうなずかなかった自民党が公明党に対して譲歩を行ったのは今回の解散で時間的余裕ができたためです。
また、今回決定で各業界の与党に対するロビー活動の活発化が予想されるので法制定過程での資金の動きに注意が必要です。









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