2014年12月16日火曜日

気づいていますか?  ~ 大きな変化があった国会 ~




公示後はブログでも書き方によっては、公職選挙法に違反するらしいのでビビッて更新できませんでした




本題に入ります。

自公で3分の2をとって依然と相変わらずで何にも変わっていないのではないか。と思っている人が多いようですが、実は少し変化があって、自民には少し厳しい国会構成になりました。


注目すべき党は



次世代の党

19→2

 

 

 

共産党

8→21



この変化です。


次世代の党は基本的に考え方が自民党に近く集団的自衛権や秘密保護法に肯定的です。
一方、共産党は強烈な反自民で自民党にとっては目の上のたんこぶです。

さらに野党第一党の民主党が62から73に増加したことや、
平和を党の基本とする公明党が与党内での比率を増したことにより保守色の強い政策への抵抗勢力が強くなりました。


ここから、何が読み取れるか?




自民党が少し減らして、公明党が少し増やす、維新は変わらないけれども、政権寄りな次世代の党を減らして、反自民な共産党を大幅に増やして、民主党を少し増やす。ここから見える考え方は、自民党のやり方はある程度支持するけれども、完全に支持できないが、野党がだらしないので政権交代はできないけれども、しっかりとお灸をすえる勢力もほしい。





簡単にいうと野党がしっかりとしてほしいってことですが、野党の未来には、一つ越えなければならない壁があります。
それは、維新の党と、民主党の関係です。
そこに今後影響を与えるのが民主党の代表です。代表の海江田氏が今回の選挙で落選し、代表を辞職しました。
そこで、次の代表を選ぶわけです。海江田氏は維新との合併に慎重で、あまり動きがありませんでしたが、仮に合併に積極的な細野氏が代表になった場合、合併が進み110名を超える一大勢力ができます。




しかしながら、そこでその新勢力が政権により過ぎると国民から反感が生まれてしまうので、適度な距離感が、必要です。
この距離感は非常に重要です。それは、この新勢力がダメな場合、国民が他に支持する大きな野党がないからです。他の目立った反自民的な野党は、共産党しかいないという状況になってしまいます。共産党は、自民にお灸をすえるという意味で、少数ならば効果があり問題ないのですが、大勢力になってしまうと非常に危険な面を持っています。




もっとも民主が、現状維持の代表を選ぶか、合併派を選ぶかわかりませんが、合併が良い方向に進めば、政権交代可能な勢力ができるので、期待をしたいと思います。

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